Xcodeでアプリ開発をするときにGit等でソース管理している方が多いと思いますが、身に覚えのない変更がUserInterfaceState.xcuserstateにかかっていることはありませんか?
今回はそのUserInterfaceState.xcuserstateについて説明していきます。
UserInterfaceState.xcuserstateとは?
Xcodeのプロジェクトを作ると自動で作成されるファイルです。Xcode内のどのファイルを開いて、どこにカーソルを当てている状態かを記録するためのファイルのようで、プロジェクト内をクリックするだけでも更新がかかり、頻繁にコミット対象となってしまいます。
コミット/プッシュしていいの?
結論、コミットしなくていいです。というか、複数人で開発をしていると思わぬ競合の元になるので、コミットしないようにしたほうがいいです。
UserInterfaceState.xcuserstateを無視する方法
.gitignoreファイルに記載する
もしプロジェクトを作ったばかりで、まだコミットもしていないのであれば、.gitignoreファイルにUserInterfaceState.xcuserstateと記載するだけです。
UserInterfaceState.xcuserstate
キャッシュを消す
もしも既にコミットしてしまっていたら、UserInterfaceState.xcuserstateのキャッシュを消す必要があります。
$ git rm --cached 自分のプロジェクト名.xcodeproj/xcuserdata/自分のアカウント名.xcuserdatad/UserInterfaceState.xcuserstate
$ git commit -m "UserInterfaceState.xcuserstateのキャッシュを消す"
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